こんにちは
Dr’s Salon LAB パクと申します(^^♪
今回夏にできるヘアケア対策についてご紹介したいと思います。
第1弾
汗かきは薄毛や抜け毛を進行させる?
・汗は毛穴から出ない!
ご存知の通り、ヒトは汗をかくことで体温を一定に保っています。
当然、頭皮からも汗が出ます。
勘違いしている方が多いのですが、汗は毛穴から出ているわけではなく、
汗孔という別の場所から出ています。
よく「脂っこいものを食べると、毛穴から脂汗が出る」と言われますが、これはウソ。
汗は汗孔から、皮脂は毛穴から出ています。
汗孔は毛穴よりも高い位置(皮丘)にあるため、汗は毛穴に向かって流れて、毛穴にどんどんたまっていきます。皮膚表面の角質層が汗でふやけて汗孔や毛穴をふさぎ、汗が皮膚の表面に出にくくなって、皮膚の中にたまってしまいます。それが原因で皮膚の内部で炎症を起こし、湿疹やかゆみを引き起こす原因となります。いわゆる「あせも」もこれに該当します。これらの症状は、ふやけた角質層を水で洗い流すことで予防できます。
皮膚は正常な場合、ph5.2~5.8の弱酸性に保たれていて、細菌や真菌、緑膿菌などの繁殖を防いでいます。汗をかくことで酸性が薄まり、菌が繁殖しやすい環境になります。また、汗は水溶性ですが、毛穴から出た皮脂と混ざり合い、水分のみが蒸発して脂性の汚れに変化します。さらに、ほこりなどと混ざり合って酸化して固くなり、角栓様物質に変化して毛穴が詰まってしまいます。すると皮脂が毛穴にたまり、抜け毛・薄毛の原因となる、頭皮トラブルを引き起こします。
このように、汗をかきやすい女性が薄毛を進行させる可能性が高い理由は、汗によって頭皮が炎症を起こしたり、菌が繁殖したりして、抜け毛を引き起こす原因となっているというわけです。汗と一緒に毛髪がするっと抜けるわけではありません。
何か気になる方は『パク』の方にお気軽にお問い合わせください。
Dr’s Salon LAB小山店
パクサンキュー
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