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美しいヘアスタイルを作るための敵とは?

 
 

こんにちは

小山店パクと申します。

『美しいデザインは土台創りから』
髪の毛はかなり!?デリケートです。

傷んだ髪(ダメージヘア)は元の健康的な髪質に戻る?
たくさんの方が勘違いしている点として、一度ダメージを負って傷んだ髪の毛は、
元どおりには戻りません。

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<環境で受けるダメージ>
->髪は、通常11~13%の水分を含んでいます。実度や温度で水分量は変化していきます。
これは間充物質のタンパク質に含まれるアミノ酸が原因です。毛髪は「湿り気を帯びる」性質があるのです。

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・乾燥・紫外線
乾燥した室内などに長時間いると水分調節ができなくなり、それが繰り返されると
バサバサしたダメージ毛になってしまいます。
毛髪も紫外線を受けすぎると毛髪内部のタンパク質が変化していき、徐々に老化が進んでいきます。

・ブラッシング
髪の表面は頭皮から出た脂で覆われており、摩擦を減らし毛髪内部の水分蒸発を防ぐことで静電気の
発生を抑えています。しかし、乾燥が進むと脂が行き渡りにくく、摩擦が大きくなります。その結果、毛髪と
ブラシが触れ合う摩擦により静電気が発生し、キューティクルを損傷します。

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・ドライヤー
ドライヤーの熱を一点(特に毛先)に集中して当ててすぎると毛髪が変性します。
タンパク質は高温に弱いです。
髪のタンパク質の熱変性は、
ウェット状態→60度
ドライ状態→130~140度
くらいから始まります。それを踏まえて考慮すると、低めの温度(140度以下)で巻いた方が、髪には優しいですが、カールが付きにくかったり何度も巻いたりするので、
結果的にダメージに繋がります。

・カット
物理的なダメージ。パサつきの原因になります。

・薬剤、シャンプー
科学的なダメージ。
パーマ、カラーなど還元剤の成分の影響でキューティクルが剥がれ、毛髪内部の栄養分がなくなり、
コルテックスの空洞化になります。

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※市販のカラーやシャンプーだけではなく、パーマやストレートにもコーティング剤が入っています。
それらが髪に残塁することで髪は水分を奪われてパサつき、固くなります。

髪の構造は人間の身体と同じ作りと考えられます。

体と同じように毛髪もケガや病気になります。

それが毛髪だとダメージということになります。
毛髪内部がスカスカ(毛祖鬆症)になります。

Dr’s Salon LAB
パクサンキュー

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